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Our Approach and Results

韓国はもちろん世界的リスクである水資源不足問題に積極的に対応しています。

世界は人口増による消費の増加で、天然資源の枯渇、廃棄物の増加といった問題に直面しています。そこで、資源を採取、利用して捨てるという一方向の「線形経済(Linear Economy)」から、資源のリユース、リサイクルを通じて資源の使用量を減らし、捨てられる資源を最小化する「循環経済(Circular Economy)」への転換の必要性が高まりつつあります。アモーレパシフィックグループは、資源の循環型利用により、環境への影響を減らすと同時に資源利用の効率性改善で循環経済に貢献していきます。

そのため、事業所内の用水利用効率の向上、雨水および廃水のリサイクル、イオン水工程での濃縮水の再利用などを実施しています。これは水資源利用効率の改善やリユース、リサイクル拡大を実現するためです。また、事業所内で発生する非リサイクルの廃棄物の排出量削減や製品のリサイクル率向上に向けた活動も続けています。

アモーレパシフィックグループは廃水の再利用範囲の拡大、雨水貯蔵施設の拡充などを通じて用水原単位の使用量を韓国の事業所では22%、中国事業所では41%削減する計画です(2015年比)。また、環境にやさしい素材を使った包装材の使用拡大、包装材節約などによる製品包装材資源の効率性を高めていきます。

2017年の主要成果

用水の原単位使用量の削減

2015年に比べ、韓国では7%、中国では28%の削減目標を設定し、韓国では7%、中国では33%の削減に成功しました。
* 烏山ビューティキャンパス、デイリービューティ事業所、オーソルロク生産事業所、上海ビューティキャンパス対象、上水や工業用水が対象

持続可能なパッケージの開発

2017年はバイオペット容器使用製品の目標を約70件とし、リサイクル容器技術の開発を試み、合計68品目にバイオペット容器を使用、リサイクル容器の技術開発も完了しました。