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持続可能な消費文化伝播

Spreading Sustainable Consumption Culture

普段、店舗内で頻繁に使われる必須消耗品からお客さまと最も近くで接する現場管理職の教育まで、アモーレパシフィックグループは、持続可能な消費文化を広げるために店舗内の全ての要素を漏れなく改善するために努力しています。

現場管理職を対象にした持続可能な経営教育

エチュードハウスは、ブランドの社会・環境的責任に対する店舗の現場管理職の意識水準を向上させるため、ビューティパートナーを対象に持続可能な経営教育を実施しています。

環境・社会問題と消費をつなげる消費トレンドの登場といった社会的イシューをビューティパートナーに知らせ、アモーレパシフィックグループの持続可能な経営目標および活動を共有することで、お客さまと直接接する立場である彼らが持続可能な経営をよりきちんと理解できるように手助けしています。また、店舗による環境・社会への影響を改善するために日常生活においても直接実践できるような多様なルールを共有、現場のマネージャーが持続可能な店舗を共に作っていくパートナーとして成長できるように支えています。

今後、店舗で行った持続可能性の実践例を共有する会議を開催し、新しいアイデアを発掘、店舗の持続可能な活動を積極的に促す計画です。

スマートレシートの実現

アモーレパシフィックグループは、2017年に韓国の化粧品業界では初めてモバイルPOSシステムをソウルの主要圏にあるアリタウム、エチュードハウス、エスポワールに導入しました。モバイルPOSとは、モバイルにバーコードを読み込むセンサーやカード決済スロット、カメラなどを組み合わせて顧客照会から商品説明、決済、電子領収証の発行まで、多様な機能をするシステムです。このシステムにより、顧客カウンセリング後にすぐ決済ができるため、顧客の利便性を高めると同時にモバイルのテキストメッセージの形でレシートの内容が送信されるため、紙の使用を減らし環境保護にも貢献することができます。これは韓国では初めてのテキストメッセージの形をしたレシートの実現事例です。こうした成果が認められ、アモーレパシフィックグループのモバイルPOSシステムはUNアジア支部の「2017eアジアアワード」で優秀賞を受賞しました。

エコショッピングバックおよび消耗品の使用

アモーレパシフィックグループは、店舗で使われる消耗品を環境にやさしいエコ素材で製作、環境への影響を改善しています。

2017年新たに開発されたアリタウムの紙袋や手提げ袋など4品目はFSC認証を獲得した紙類が使用されています。今後は、製品の包装用ペーパーや新規開発した消耗品にまで順次拡大させ、2020年までにアリタムではエコ素材を使った消耗品を全体の消費量の95%以上にするというように運営目標を掲げています。一方2018年からは各消耗品にFSC認証マークを入れ、アリタウムのエコ活動を知らせ、消費者のエコ消費に対する認識を向上させていく計画です。

イニスフリーは店舗で使用される様々な紙類にみかん紙を活用しました。みかん紙は再生パルプ95%と、捨てられてしまうみかんの皮5%を混ぜて作ったもので、廃棄物は減らして森林を保護する環境に優しい紙ですが、これまでは主に製品の段ボール箱に使われていました。しかし2017年からは、店舗内のポスターや広報物、価格表などにみかん紙の使用を拡大し、店舗が環境に及ぼす否定的な影響を抑えるようになりました。