女性リーダー育成プログラムの運営

グローバル経営環境において女性リーダーの重要性は益々高まっています。アモーレパシフィックグループは変化する経営環境に合わせ、女性リーダーシップ強化プログラムを運営しています。2017年一年間、リーダーとして必要な力量をバランスよく確保するため、女性役員を対象にした「Balance Coaching」を開催、特に新任の女性役員の為には、その役割に関する意識の転換や変化を管理するための「On boarding Coaching」コースを特別に運営しています。2018年は女性リーダーのビジネス成功要因を社員に伝える社内メンタリング制度でより多くの女性リーダーを育成していく計画です。

グローバル人材養成プログラムの運営

アモーレパシフィックグループは2011年からグローバル人材養成プラットフォームである「ヘチョプログラム」を運営しています。ヘチョプログラムは当社がまだ進出していない新市場の探索やその新市場の顧客リサーチを主な目的としており、2017年までに26カ国に167名が派遣され活動しました。
2017年はロシア、メキシコ、イランなど7カ国の13都市に18人が派遣され、チャンネルや商圏分析によるブランドの進出戦略を樹立してローカライゼーション・マーケティングを提案しました。それに加えて、現在の進出先である中国市場についても都市別の特徴と美容文化の様相を丁寧に分析する活動を展開しました。2018年には、ポーランド、ペルーなど未開拓市場への参入に向けた「都市ヘチョ」の他、R&DおよびITに関する先進技術を探索してその分野の能力を強化させるための「テーマヘチョ」を新設・運営する計画です。

障害者標準事業所、ウィードリーム運営

アモーレパシフィックは子会社型の障害者標準事業所である「ウィードリーム」を運営して、障害者に社会活動の場を提供しています。ウィードリームの社員はアモーレパシフィック烏山市にあるビューティ事業所内の物流支援部門で製品の包装を担当しており、業務空間は作業の類型や熟練度に合わせて手作業と自動化作業が同時にできる配置となっています。ウィードリームは、社員同士が自由にコミュニケーションを取り、楽しく働ける環境と多様なプログラムを提供、障害のある社員も自ら社会的弱者だという考えを捨てて社会構成員として自立し、その発展にプライドが持てるように支えています。