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事業の全過程における
温室効果ガス削減活動

Greenhouse Gas Reduction Activities
throughout Entire Business Process

アモーレパシフィックグループは研究開発から廃棄に至るまで、製品の全ての生涯周期で発生する環境影響を最小化するための様々な戦略を立て実行に移しています。特に温室効果ガスの削減に向けて、再生可能エネルギーを積極的に導入、省エネルギー乳化技術を適用するなど、企業の社会的責任を果たすために努力しています。

温室効果ガス削減の主な活動

再生可能エネルギーの導入

アモーレパシフィックグループは再生可能エネルギーを導入して事業所内のエネルギー使用による温室効果ガスの発生を削減する努力をしています。2017年は、デイリービューティ事業所に140KW規模の太陽光パネルを設置しており、2018年は烏山ビューティキャンパスおよび上海ビューティキャンパスに約1MW規模の太陽光パネルを設置する計画です。その他にも既存の事業所はもちろん新規事業所を対象に中長期的な観点から導入が可能な再生可能エネルギーを持続的に模索することで、持続可能なエネルギーへの転換を加速化する計画です。

省エネルギー乳化技術の適用

アモーレパシフィックグループは2014年からローション、クリームなど乳液形状の製品を製造する際に必要なエネルギーを削減する「省エネルギー乳化技術」を開発して、生産工程に適用しています。省エネルギー乳化技術には水溶性成分と油溶性成分を混合する過程で、水溶性成分の温度を下げて混ぜる低温乳化工程技術と水溶性成分と油溶性成分を高温で混ぜてから最小量のみを高温に露出させるマルチステージ(多段)乳化工程技術、加熱や冷却の必要がない常温乳化工程技術の3種類の技術があります。一般的な乳化工程に比べ、低温乳化工程は約20%、多段乳化工程は約40%、常温乳化工程は100%の省エネ効果があります。
2017年は、省エネルギー乳化技術を烏山ビューティキャンパスの他、デイリービューティ事業所と上海ビューティキャンパスへとその適用範囲を拡大して、2017年末基準で雪花秀、ラネージュ、マモンドブランドの計43の製品に適用し温室効果ガスの排出削減効果を上げました。

生産・物流事業所およびオフィスの温室効果ガスの削減

2017年はエネルギー使用効率の改善や冷房・暖房の供給改善に取り組み、生産・物流事業所やオフィス内の温室効果ガスの排出量を削減しました。物流センターの場合、内部照明をLEDに取り替え、物流センターでのエネルギー損失の遮断や冷房・暖房機器のエネルギー効率の向上といった活動を展開してエネルギー効率を改善しました。