アモーレパシフィックは『第23回大韓民国デザイン大賞』デザイン経営部門の大賞である大統領表彰を受賞した。

産業通商資源部が主催し韓国デザイン振興院が主管する『大韓民国デザイン大賞』は、デザイン主導の経営実績が優秀な先導企業、自治体などを対象に毎年授賞する国内デザイン分野で最も権威ある賞だ。

アモーレパシフィックが大統領表彰で大賞に輝いた『デザイン経営』部門は、デザインを主導に製造・サービス革新を成し遂げ、デザイン経営戦略樹立及び開発投資、人材育成などで卓越した成果を成し遂げた企業を対象にする。

アモーレパシフィックは1945年に創立されて以来、デザインを企業及びブランドの競争力のひとつとし、建築と空間、製品、社会貢献、文化メセナなど、全企業活動において主要戦略要素として活用している。今回の受賞は企業、ブランド、ひいては持続可能経営及び社会貢献の観点で意義深いデザイン活動が総合的に評価されたものだ。

アモーレパシフィック本社をはじめMisium研究所、Amore Beauty Park、原料植物園などの非商業建築空間の事例と、アモーレ聖水、Jeju Osulloc Tea Stoneなど、多様な空間に盛り込まれた確固たるデザイン哲学が高い評価を受けた。クリエイティブな感性を背景に疎通、関係が築かれる空間であり、自然を感じ美が経験できる空間だ。

ブランドの側面でも差別化された商品パッケージ、多様なコラボレーション、フラッグシップストア、ウェブサイトのコミュニケーションなどでそれぞれのブランドが持つ感性を一貫的に魅力あるデザインで表現し競争力を高めた。

これ以外にもアモーレパシフィックの企業アイデンティティを込めデザインしたアリタ(Arita)体フォントを誰もが無料で使用できるよう配布しており、環境と社会のための商品及び空間デザイン開発にも努力している。

アモーレパシフィックの関係者は、「企業の確固たるデザイン哲学と創意的匠精神を志向する全社員の共有価値を背景に推進してきたデザイン経営成果が高く評価されとても嬉しい。これからも、韓国を代表するビューティ企業として革新的で美しいデザインを通じた企業とブランドのイメージが構築できるよう努力していきたい。」と、述べた。