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アモーレパシフィック、韓国樹木園庭園管理院とESG経営MOUを締結

Global 2021-10-06
  • 生物多様性の保全と生物遺伝資源活用のための相互協力に合意
  • 韓国自生種研究など、企業市民としてESG経営責任を果たす

アモーレパシフィックは6日、韓国樹木園庭園管理院と生物多様性の保全と生物遺伝資源活用のための業務提携(MOU)を締結した。

韓国樹木園庭園管理院は、国立白頭大幹樹木園と国立世宗樹木園を委託運営・管理している専門機関である。両社は今後ESG経営を忠実に履行するため協力関係を強化することに合意した。様々な共同研究を行い生物多様性を保全し、これを復元するために注力する計画だ。種子確保・利用のためのライブラリーを共有し、韓国の森林資源を活用し常用化可能な素材も開発する。また、希少・特産植物の増殖・栽培技術を研究するなど、韓国在来種の競争力向上にも努力する。

アモーレパシフィックは「人を美しく、世の中を美しく(We make A MORE beautiful world)」という使命を基に、顧客・社会と同行し、大自然と共存するための持続可能経営5大約束を公開した。今回の協約は「生物多様性の保全及び利用のために100億ウォンを投資し、2023年までRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil, 持続可能なパーム油のための円卓会議)の認証を得たパーム油を90%以上使用する」という5番目の約束を守るために企画した。

今までアモーレパシフィックは韓国の自生種を保全し、活用する研究を長年行ってきた。製品に適用する固有のコア原料である人参、緑茶、椿、アジアの種子だけでなく、韓国在来種と固有種を発掘し新品種を開発してきた。 東医宝鑑文献にだけ残されていた絶命危惧種の白甘菊を復元し化粧品の原料として活用した。また、おいしくなく使い道がなかった国産豆数百種を研究し、皮膚美容に効果的なフラットビーンを発掘した。絶命危惧種の済州島野生花を復元し、優れた皮膚効能のムクゲと緑茶を化粧品原料に使用した。また、多様なバラ品種を開発するエバーランドとコラボし、皮膚効能と香りを研究するなど、生物多様性保全のために多くの活動を展開してきた。

アモーレパシフィックのパク・ヨンホ技術研究院長は、「環境を重視する各社のビジネス哲学が相互にシナジー効果を出すことを期待している。アモーレパシフィックはこれからも韓国樹木園庭園管理院と共に自然と人間が健康で美しくなれるよう研究を続け、ESG経営に積極的に先立っていく。」と、述べた。