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アモーレパシフィックが「2030 A MORE Beautiful Promise」実践事例を公開

Global 2021-08-25
  • 協力会社のエコ包装材開発支援及び環境法規リスクに関するコンサルタント進行
  • エコ同伴成長プログラムを運営することでビューティ業界ESG経営を先導

アモーレパシフィックは2021年6月に持続可能経営目標である「2030 A MORE Beautiful Promise」を発表し、全社員が「顧客及び社会との同行」、「大自然との共存」という二つの軸を背景にした5大約束を守るために努力している。

「大自然との共存」のための細部目標である「商品包装材のプラスチック使用量削減及びプラスチック包装材の100%リサイクル、リユースまたは堆肥化が可能に設計」は、中小協力会社と共にエコ技術を開発し支援する同伴成長プログラムを通じ実践している。

アモーレパシフィックが2019年政府と協約を結び参加した「購入条件付き新商品開発支援事業」をはじめに、2020年には「包装材廃棄物の削減とリサイクル性向上」と関連する研究のために総額31億ウォンのファンドを造成し、現在4カ所の協力会社と4つの課題を行っている。

△協力会社「ハナ」 - エコグリーンポンプ製造技術開発
既存のポンプは金属ばねがあり分別収集するのが困難だった。金属ばねを取り外したエコグリーンポンプを開発し、HAPPY BATH Grapefruit Essence Body WashとMagnolia Essence Body Washに適用した。

△協力会社「SINWOO」 - 紙成形固定材の開発
既存のプラスチック固定材に代替するため破損など物理的環境に対する耐久性を強化し、生産性を高めたエコ紙固定材を開発している。

△協力会社「アイコニックヒュージョンス」 - non PVC代替素材の開発
資源再活用法などの政府規制が強化されたため、既存のPVC素材に代替するnon PVC (Poly Vinyl Chloride)用素材を開発し、PVC使用を最小限に減らすために努力している。

△協力会社「TAEJIN CHEMICAL」 - デジタル印刷機の開発
プラスチック容器の表面後加工は、「インク噴射方式」の印刷スピードと品質の問題により「ラベル」と「フィルム制作方式」を使用してきたが、容器をリサイクルすることが難しかった。このようなことから、化粧品容器の印刷に合ったデジタルプリンターを開発し、品質と生産性を高め、ラベルと収縮フィルム使用を最小化する予定だ。

アモーレパシフィックは「購入条件付き新商品開発支援事業」と共に、エコ包装材技術開発の力量を高めるために、協力会社と共同で「持続可能パッケージ開発(SEED)」課題を推進、2020年まで37件の課題を行った。残量減少容器を適用したilliyoon Body Washとポリエチレン(PE)単一素材パウチに入ったillyoon ceramide wash and shampoo、Sulwhasoo Gentle Cleansing Foam、primera Black Seed Scalp Shampoo詰め替え用製品が代表的だ。

顧客及び社会との同行実践目標「多様性と包容の価値拡散及びすべてのステークホルダーとの調和のとれた成長具現」、「グローバル生産事業場の炭素中立実現」のためにも引き続き努力している。

環境に対する関心が高まるにつれ、中小企業にとって環境法規は大きな負担として作用する。アモーレパシフィックは中小協力会社のビジネス負担を減らすため、「協力会社環境法規診断事業」を運営している。2018年から環境専門コンサルタントと共に主要協力会社事業場の大気、水質、廃棄物、騒音、振動、化学物質などに適用される環境法規を履行しているか診断し、定量化したリスク改善策を提供している。

2019年に診断した6つの協力会社を対象に1年間改善現況モニタリングと現場コーンチングをした結果、事業に参加する全協力会社の環境法規違反リスクが2019年比平均44%減った。特に協力会社「ソンイル」の場合、ピーク電力管理モニタリング装備を設置してから契約電力容量を972Kwから772Kwに減らし、年間4500万ウォンのコスト削減はもちろん、温室効果ガスの排出を8%削減することができた。

アモーレパシフィックは2021年にも17の協力会社を対象に環境法規診断を実施し、協力会社3社を対象にエネルギー診断を行い、エネルギー削減技術とノウハウを伝授する「エネルギー・温室効果ガス削減事業」を追加で行う予定だ。

アモーレパシフィック持続可能経営ディビジョン長のオ・ジョンファ常務は、「2030持続可能経営5大約束は、アモーレパシフィックが責任ある企業市民として顧客と社会、自然との深い共感を背景に、世の中を美しく変えるための具体的な実践意志を表明することである。これからも、このの約束対しより多くのステークホルダーが関心を持って参加できる機会を設ける計画だ。」と、述べた。