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アモーレパシフィックグループ2021年第一四半期の経営成果

Global 2021-04-28
  • 売上8.5%増加の1兆3,875億ウォン、営業利益191.1%増加の1,977億ウォン

アモーレパシフィックグループが2021年第一四半期に1兆3,875億ウォンの売上と1,977億ウォンの営業利益を記録した。これは前年同期比売り上げが8.5%、営業利益は191.1%増加した数値である。

2021年第一四半期にアモーレパシフィックグループは、新型コロナのパンデミックが続く中実績急増に成功した。オンラインチャンネルが高成長の流れを見せ、また、中国での成長を回復することで売上が上昇した。Sulwhasooなど、ラグジュアリーブランドの販売好調により営業利益も大きく改善した。デイリービューティなどを除いたグループ全体の化粧品分野での売上は1兆2,954億ウォンと集計された。

主力系列会社であるAMOREPACIFICは、前年同期比10.8%増加した1兆2,528億ウォンの売上と189.2%増加した1,762億ウォンの営業利益を記録した。AMOREPACIFIC国内事業の場合、6.9%増加した8,135億ウォンの売上と44.7%増加した1,253億ウォンの営業利益を達成した。海外事業の売上は4,474億ウォンで19.6%成長し、営業利益は523億ウォンを記録し黒字転換となった。

国内ではオンラインでの売上が30%以上増加、免税チャンネルの成長が著しかった。チャンネルミックスの改善、ラグジュアリーブランドを中心にしたブランドポートフォリオの再編により化粧品での営業利益が増加した。ラグジュアリーブランドは、「滋陰生」と「珍雪」ラインを集中的に育成したSulwhasooを中心に成長した。HERAも「Signia Luminesource Radiance Firming Serum」を発売するなど、ラグジュアリースキンケアカテゴリーを強化した。プレミアムブランドの場合、「Laneige Radian-C Cream」など、コア商品育成を通じオンライン売上が10%以上成長する成果を成し遂げた。インフルエンサーとのコラボブランドである「Soluderm」のローンチ及び「Mamonde Probiotics Ceramide Cream」、「HANYULのYuja Vita-CTM Serum」など、革新商品を発売することでブランド競争力も強化した。デイリービューティブランドであるmise en scène、LABO-H、illiyoonなどもプレミアムヘア、ボディラインを中心に成長エンジン確保に注力した。

海外市場では全体の売上が20%成長し、営業利益も黒字転換を成し遂げた。特に中国では3月8日の『婦女節(国際女性デー)』でSulwhasooを中心に高い成果を達成し、オンラインチャンネルでの好調で全体売上が約30%台の成長を見せた。アセアン地域全般でSulwhasooの売上が高く、特にタイとベトナムではSulwhasooとLaneigeを中心に売り上げが成長した。北米市場ではアマゾンなどのオンラインチャンネルでの売上が拡大し、Laneigeが発売した「Lip Treatment Balm」の販売が好調だった。欧州ではinnisfreeが「セフォラ」に入店しマルチブランドショップチャンネルを中心に全体の売上が成長した。

主要子会社は、チャンネルの効率化など収益構造を改善することで全体的に営業利益が改善する流れを見せた。 innisfreeは、オフラインチャンネルの再整備及びオンラインボリュームを拡大する戦略を通じ、営業利益が大幅に改善した。売上は890億ウォン(-17.2%)で多少下落したが、営業利益は88.2%成長し95億ウォンを記録した。AESTURAはAtobarrierなど、主要ラインの高成長により23.7%増加した297億ウォンの売上を記録した。高収益製品の販売が拡大し、205.9%増加した50億ウォンの営業利益も達成した。ETUDEは免税及びオフラインチャンネルの再整備で281億ウォン(-18.7%)の売上を記録したが、直営店舗の縮小による高整備節減で赤字幅が縮小した。eSpoirはオフライン売上の減少で125億ウォン(-9.1%)の売上を記録し、マーケティング費用の増加により営業利益は赤字転換した。amos professionalは、事業をサロン中心に転換するために免税チャンネルを縮小し、170億ウォン(-8.8%)の売上と42億ウォン(-4.4%)の営業利益を記録した。OSULLOCはギフトセットを中心にオンライン売上が拡大し、166億ウォン(+31.2%)の売上と17億ウォンの営業利益を達成し黒字転換に成功した。

今年アモーレパシフィックグループは強力なブランド育成及びデジタル大転換、事業の体質改善などの経営戦略を持続的に推進する計画だ。このためにブランド固有の価値と時代精神を反映した「エンジンプロダクト(Engine Product)」を育成し、国内外デジタルプラットフォームとのコラボを加速化しオンラインチャンネルの成長も引き続き行う計画だ。このほか収益性改善のための事業体質改善作業も持続し、健康機能食品とダーマ(Derma)コスメティックなど、新成長エンジンも育成していく予定だ。

[アモーレパシフィックグループ 2021年第一四半期の実績] (単位: 億ウォン / 成長率: 前年同期比)

[アモーレパシフィックグループ 2021年第一四半期の実績]
区分 2020年第一四半期 2021年第一四半期 増減(YoY)
売上高 12,793 13,875 +8.5%
営業利益 679 1,977 +191.1%

[注力系列会社AMOREPACIFICの2021年第一四半期実績] (単位:億ウォン / 成長率:前年同期比)

[注力系列会社AMOREPACIFICの2021年第一四半期実績]
区分 全体 国内 海外
売上高 12,528 +10.8% 8,135 +6.9% 4,474 +19.6%
営業利益 1,762 +189.2% 1,253 +44.7% 523 黒字転換

[その他主要系列会社 2021年第一四半期の実績] (単位:億ウォン/成長率:前年同期比)

[その他主要系列会社 2021年第一四半期の実績]
系列会社 innisfree AESTURA ETUDE
売上高 890 -17.2% 297 +23.7% 281 -18.7%
営業利益 95 +88.2% 50 +205.9% -5 赤字縮小
系列会社 eSpoir AMOS PROFESSIONAL OSULLOC
売上高 125 -9.1% 170 -8.8% 166 +31.2%
営業利益 -3 赤字転換 42 -4.4% 17 黒字転換