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アモーレパシフィック、ハンソル製紙とエコ技術開発MOUを締結

Global 2021-04-05
  • エコ素材及び包装材開発に関する共同研究を通じ持続可能な生態系を構築
  • 企業市民として責任を果たしビューティ業界ESG経営を先導

アモーレパシフィックとハンソル製紙は4月2日(金)龍山区のアモーレパシフィック本社で持続可能エコ包装材及び原料開発のための業務協約(MOU)を締結した。

今回のMOUを通じ両社は、持続可能なエコ代替素材の開発を共同目標に定め、既存の化学由来原料を代替するエコ素材を開発し、化粧品に適用することに合意した。また、包装材にエコ新素材を適用し100%生分解可能なエコ容器の開発にも拍車をかける。

アモーレパシフィックは化学由来成分を天然由来成分に代替しようと長い間努力を傾けてきた。天然由来成分に替えるため検討してきた多くの候補品は、既存の化学由来原料に比べ安定性と使用感の側面ででアモーレパシフィックの厳しい基準に満たすことができなかった。しかし、アモーレパシフィックとハンソル製紙が共に行った事前共同研究で有意味な成果を得ることができた。木を原料として作られるセルロース成分に替えると生分解性が高く、既存の天然由来原料より化粧品の安定度を高め使用感も改善できるということを確認したのだ。セルロースの構造特性を利用した技術は現在世界で注目されている新素材技術の一つで、高い生分解性と親水性が特長である。

また両社は、プラスチック使用率を減らしエコ素材に代替するエコ包装材開発も共同進行することにした。既存紙容器の耐久性と気密性などを補い、高い耐久性と酸素遮断能力まで備えたエコ紙包装材を開発し脱プラスチックに拍車をかける。

先立って両社は、活用度が低い柑橘の皮を活用したエコ柑橘用紙を開発し化粧品包装材に適用したことがある。これからも多様な共同プロジェクトを行いながら持続可能な生態系構築のための努力を続けるつもりだ。

アモーレパシフィックのアン・セホン代表理事は、「両社が持つエコビジネスの哲学を背景にお互いシナジーが出ることを期待する。これからもアモーレパシフィックはハンソル製紙と共に自然と人間が共に健康で美しくなれる研究を行い、ビューティ業界ESG経営をリードしていくつもりだ。」と、述べた。

ハンソル製紙のハン・チョルギュ代表理事(CEO of Hansol Paper Co., Ltd. Cheol Gyu Han)は、「両社が必環境時代をリードする業界の先導企業として、最高のエコ環境技術を利用し共に持続成長を成し遂げることを願っている。これからもハンソル製紙は最高の技術で新しい価値を提供するグローバルエコ素材企業に跳躍できるよう最善を尽くしたい。」と、語った。

一方、プラスチックに関するイシューは2021年現在、世界的に解決すべき最も至急で重大な環境問題であり、アモーレパシフィックは企業市民としてプラスチック問題解決に積極的に参加している。ハンソル製紙とのMOU締結をはじめ、Bookuk T&C、STAND PACKなどの協力会社と共同研究・開発したエコ紙チューブを製品に適用し顧客に提供する予定だ。