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アモーレパシフィック、国内ビューティ業界初グローバルRE100加入

Global 2021-03-10
  • アモーレパシフィック国内外の全事業場が加入 2030年までRE100目標達成を目指す

アモーレパシフィックは3月10日、国内ビューティ業界では初めてグローバルRE100に加入した。アモーレパシフィック国内外の全事業場(本社、技術研究院、物流、生産など)が加入範囲に含まれる。

RE100は、企業が必要な電力の100%を再生エネルギーで調達するというグローバル新再生エネルギーキャンペーンである。2014年に多国籍非営利気候「The Climate Group」と炭素情報公開プロジェクト(CDP)の提案で始まった。

現在グーグル、マイクロソフト、アップルなど世界約290(2021年3月基準)の企業が参加しており、国内ビューティ業界ではアモーレパシフィックが唯一だ。

The Climate GroupのグローバルRE100総括マネージャーであるAleksandra Klassenは、アモーレパシフィックのRE100加入を祝うメッセージで「アモーレパシフィックが2030年までRE100達成を宣言することで持続可能性向上のための重要な一歩を踏み出した。アモーレパシフィックのように、韓国のより多くの企業が再生エネルギーはビジネスの観点においても妥当性があるということを認知し、参加してほしい。」と、語った

アモーレパシフィックはRE100達成のための今後の計画も発表した。製品開発、生産段階において気候変動への影響を減らすために、低温で製品を製造する低エネルギー工程技術の適用を拡大する。また、製品のライフサイクル全般における炭素排出量を測定し、温室効果ガスの排出量が少ない原料と包装材に変えるなど、炭素排出量削減製品の開発に集中する予定だ。

電力需要については、政府で行っている「第三者所有モデル(PPA、電力購買計画)、「グリーンプレミアム」購入など、多様な方法を積極的に活用する予定だ。2021年2月グリーンプレミアム制度を通じて購入した再生エネルギーで、烏山生産事業場は2021年電力需要の3割以上を再生エネルギーに代替した。

アモーレパシフィック代表取締役会長の徐慶培(Kyung Bae Suh, Chairman)は、「アモーレパシフィックは、気候危機解決が企業の持続可能性を超え人類生存のための重要なアジェンダであるということに共感している。2030年までRE100を達成し、国際気候変動への対応に貢献し、企業市民として全構成員と共に炭素削減のための努力を続けていくつもりだ。」と、述べた。