アモーレパシフィックは、社会的弱者である女性の経済的自立を支援するBeautiful Life事業の一環として「ヘアサロンコーディネーター」育成のための教育課程を12月24日(木)に開始した。全過程はリアルタイムでWeb会議プログラムを通じて非対面で行われた。

ヘアサロンコーディネーターは、店舗の予約から顧客対応、デジタルマーケティングなど、サロン全体を運営するマネージャーを意味する。公募を通じて選抜された15名の教育生は、アモーレパシフィックとヘアサロンブランドである「サロンエイ」所属の専門家グループが構成した教育プログラムに参加する。

サロンエイは、ヘアデザイナーのプロボノ活動を通じて地域社会に多様な社会貢献活動を行っており、アモーレパシフィックはサロンエイのこのようなボランティア哲学に共感しパートナーシップを締結することになった。

ヘアサロンコーディネーター教育課程の現場性と専門性を高めるために、講師はサロンエイ店舗を運営している院長などの現場専門家で構成された。講師は、社会的弱者である女性を配慮し開発された職務教育を提供し、教育生がヘアサロン専門コーディネーターへと成長できるようアモーレパシフィックが共に支援する。

約1か月間の全過程を修了した教育生には、サロンエイ及びヘアサロン店舗でインターン及び就職の機会が与えられる。

教育課程は大きく3つの過程に分かれ、職務の基本を理解する「ヘアサロン職務理論」、現場の実践業務を学ぶ「サロンマネージメント」、デジタルマーケティングの基本と実践感覚を育てる「デジタルマネージメント」である。

アモーレパシフィック持続可能経営ディビジョン長であるオ・ジョンファ常務は、「労働市場の急激な変化の中で女性の力量と状況を考慮した職務開発をする過程でヘアコーディネーター育成教育を企画することになった。店舗の運営ノウハウ、デジタルマーケティングなど、レベルの高い教育を通じて関連力量を開発することができる良い機会になるだろう。」と、述べた。

一方、アモーレパシフィックBeautiful Life事業は、2008年から女性の経済力量強化のために社会福祉共同募金会に指定寄付した基金を背景に運営されている。2017年からは財源不足で良いアイデアを実行に移すのが難しかった非営利団体及び期間を支援し、社会的弱者である女性の就職と経済的力量強化を支援するために公募事業を始めた。今年は公募事業を通じて9つの非営利団体を選定、社会的弱者である女性を対象に設けた多様な職務開発及び統合サービス(保育支援、就業動機付与など)を提供し、就職を支援している。