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韓国乳房健康財団、乳がんの家族歴のある女性を対象に遺伝子検査費を支援

Global 2020-11-25
  • 25歳以上の乳がん家族歴のある女性最大300名対象
  • 遺伝子検査のハードルを下げ、家族歴管理を通じた予防文化作りに貢献

韓国乳房健康財団は、乳がん家族歴管理の重要性を知らせ、発病予防及び早期発見の機会を高めるため、BRCA1/2遺伝子検査費用を支援する。

乳がんの家族歴がある25歳以上の女性は、最大300人まで韓国乳房健康財団ホームページで申し込み、協力病院3カ所(延世江南セブランス病院、梨大木洞病院、仁済大海雲台白病院)で検査を受けることができる。

実際乳がん患者の5~10%は家族歴があり、遺伝性乳がんの代表的遺伝子である(Breast Cancer gene)の変異は、乳がん発病率を60~85%にまで高めると知られている。よって、乳がん患者の家族が早期に検診を受けることがとても重要だ。

国内でBRCA1/2遺伝子検査費用は最大370万ウォンで、経済的に大きな負担となっている。乳がんと卵巣がんが同時に発病するか40歳以前に乳がんが発生する特殊な場合だけ、健康保険が適用されるからだ。乳がん発病率が高い50代女性は、検査費用が高価なため時期を逃す場合が多い。

韓国乳房健康財団のノ・ドンヨン理事長は、「今回の検査費支援は、家族歴管理を通じて乳がんを積極的に予防するための取り組みだ。財団はこれからも、すべての女性が乳がんから自由な健康な生活ができるよう多方面で努力していきたい。」と、述べた。