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Innisfree Moeum Foundation、「2020済州ヘリテージ科学賞」授賞

Global 2020-11-18
  • 済州火山灰土壌の特性を究明した済州大学のヒョン・ヘナム教授を選定
  • 持続的土壌研究で品質の高い農産物生産に貢献してほしい

アモーレパシフィックグループのInnisfree Moeum Foundation(イ・ジンホ理事長)が11月17日(火)「2020済州ヘリテージ科学賞」に済州大学のヒョン・ヘナム教授を選定し賞牌と賞金500万ウォンを授賞した。

「済州ヘリテージ科学賞」は、アモーレパシフィック創業者であるソ・ソンファン先代会長の済州への愛情を引き継ぎ、済州の貴重な遺産(Heritage)を守り高めた科学者を激励するための賞である。今年の授賞式は、アモーレパシフィックが済州島に初めて緑茶を植え育てた西帰浦市道順洞に位置したドルソンイ茶畑内の雪緑香室で開かれた。

受賞者であるヒョン・ヘナム教授は、済州大学生命資源科学大学生物産業学部で約30年間、済州火山灰土壌の特性について究明してきた。主要研究業績は火山杯土壌のケイ素(Si)の特異性と地下水との関係、土壌有機物の特異性、連続抽出法を利用した土壌重金属の作物吸収などだ。また、毎年1万人前後の農民を相手に農業教育を行っており、「土と肥料と虫に関する話」というNaver Bandを運営するなど、農業人の問題解決にも積極的だ。

Innisfree Moeum Foundationのイ・ジンホ理事長は、授賞式で「済州島土壌の価値を保全し、農業人の知識育成に貢献したヒョン・ヘナム教授の功労を高く評価する。持続的土壌研究と教育活動を通じて品質の高い済州農産物生産に貢献してほしい。」と、述べた。

ヒョン・ヘナム教授は、「農業人に最も客観的な知識と技術を伝えるために努力するつもりだ。」と、感想を述べた。

Innisfree Moeum Foundationは、アモーレパシフィックグループの関係会社であるinnisfreeが5年間総100億ウォンの寄付約定を通じて2015年に設立した公益財団である。財団は多様な公式事業を通じて済州島の自然と文化、人材を育て知らせることで「済州の価値を高めるための」多様な公益事業を行っている。