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アモーレパシフィック、韓国食品栄養科学会学術大会でシンポジウムを開催

Global 2020-10-26
  • 緑茶とマイクロバイオームの研究成果を背景に国内外の専門家が参加し学術討論
  • アモーレパシフィックならではの革新的製品を世界の顧客に披露するために努力

アモーレパシフィックが韓国食品栄養科学会2020年国際学術大会で、「緑茶とマイクロバイオーム(Green Tea and Microbiome)シンポジウム」を開催した。『Healthy Aging & Sustainable Life』を主題にした今年の韓国食品栄養科学会(The Korean Society of Food Science and Nutrition)国際シンポジウム及び定期学術大会は、済州島の西帰浦市に位置した済州国際コンベンションセンターで10月21日(水曜日)から23日(金曜日)まで開かれた。

22日に開かれたシンポジウムに参加した国内外の専門家は、緑茶と緑茶乳酸菌、そしてマイクロバイオーム(Microbiome、人体内に棲む微生物とその遺伝情報)に関する学術研究成果について共有し、新しい価値について議論した。 国際食品微生物・衛生学委員会(ICFMH)の会長であり、世界的な微生物分野の碩学でもある▲韓東大学のウィルヘルム・ホルツアップフェル教授(Prof. Dr. Wilhelm Heinrich Holzapfel)は、「緑茶乳酸菌株の新規機能性価値の発掘(New findings and novel effects of Lactobacillus plantarum APsulloc 331261 isolated from green tea)」をテーマに、済州島有機農茶畑で発見した新しい植物性緑茶乳酸菌株(Lactobacillus plantarum APsulloc 331261)の安全性及び機能性研究について発表した。▲アモーレパシフィック技術研究院のチョ・ウンギョン博士は、「緑茶乳酸菌由来エクソソームの皮膚抗炎症効果(Lactobacillus plantarum-derived extracellular vesicles induce anti-inflammatory M2 macrophage polarization in vitro)」について発表した。これは、最近世界生命科学及び医学会が注目するエクソソーム(Exosome、細胞外小胞)を緑茶乳酸菌から分離、精製した後、該当物質がヒトの皮膚組織と免疫細胞で抗炎症効果を見せるという事実を究明したものだ。

▲延世大学のキム・ジンヒョン研究教授は、「茶畑テロワール(栽培環境)が緑茶の特性及びマイクロバイオームに及ぼす影響(Effects of tea field terroir on green tea characteristics and associated microbiome)」について発表した。ここで生物地理学的/気候的/微生物学的分析を通じて緑茶乳酸菌が自生する緑茶畑について分析し、済州OSULLOCドルソンイ茶畑の優秀性を究明した。▲アモーレパシフィック技術研究院バイタルビューティ研究所のチョン・ヒョヌ博士は、「雪緑茶の代謝疾患改善効果検証及びこれを媒体にする腸内善玉菌の動静研究(Encouraging effect of green tea on the growth of Akkermansia muciniphila)」について発表した。該当研究は、炎症性腸疾患及び各種代謝疾患を改善すると知られている腸内細菌の一種であるアッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)」の腸内比率増加が雪緑茶を摂取した際現れ、これによる代謝指標改善効果を明らかにしたものだ。

アモーレパシフィック技術研究院のパク・ヨンホ院長は、「アモーレパシフィックは今年、緑茶乳酸菌研究センターをオープンし、ヘリテージ素材である緑茶と済州の有機農茶畑で独自発見した植物性緑茶乳酸菌株に関する研究成果を背景に多様な学術交流活動を行っている。これからも、アモーレパシフィック技術研究院は、緑茶と緑茶乳酸菌、そしてマイクロバイオームの優れた効能について持続的に調べ、アモーレパシフィックならではの独自技術で開発した革新的製品を世界のお客様にお届けできるよう最善の努力を果たすつもりだ。」と、述べた。