アモーレパシフィックが、中国最大の免税流通企業であるCDFG(China Duty Free Group)と、戦略的ビジネスパートナーシップを締結した。

アモーレパシフィックのアン・セホン社長とCDFGチャールズ・チェン(Charles Chen)会長が参加したパートナーシップ締結式が昨日(13日)の午後オンライン上で行われた。今回の協約を通じアモーレパシフィックは今までのCDFGとの協力関係をより強化し、海南地域を中心に急成長している中国免税市場に効率的に対応しながらグローバル免税ビジネスの成長を図る。

今回のパートナーシップを通じて両社は、▲海南地域における免税事業に対する戦略的支援強化　▲新規店舗における優先交渉及び新規ブランド入店拡大を通じた両社間ビジネス成長 ▲差別化された顧客経験のためのマーケティング及びデジタル転換への投資強化 ▲データ資産シェア活性化を通じたより迅速で緊密な協業体制構築など、急変する市場環境で同伴成長できる持続可能なビジネス関係構築のために最善を尽くすことで協議した。

アモーレパシフィックのアン・セホン社長は、「アモーレパシフィックはオン・オフラインチャンネルを通じてグローバル免税顧客に最上のサービスと製品を提供するための努力を持続的に行っている。グローバル免税企業であるCDFGとの今回のパートナーシップで両社間におけるビジネスシナジーを最大化し、中国顧客をより深く理解するきっかけになってほしい」と、述べた。

CDFGのチャールズ・チェン会長は、「アモーレパシフィックと今回、戦略的パートナーシップを締結することになりとても嬉しく思う。中国免税産業の開拓者であるCDFGは、今まで海南地域の観光及び経済発展のために努力すると同時に、中国最大規模の免税企業として速く成長し、グローバル免税を先導する企業として位置づけした。これからも海南地域のビューティライフスタイルにおける顧客経験を向上させるためにアモーレパシフィックとより確固たるパートナーシップを築いていくことを期待している」と、述べた。

一方、1984年設立されたCDFGは中国最大の免税流通企業で、最近免税事業拡大を通じてグローバル市場で急成長を成し遂げている。アモーレパシフィックは2010年からCDFGと協業しており、現在はCDFGの流通網を通じてSulwhasoo、Laneige、innisfree、primeraブランドの製品が80余りの店舗で販売している。