アモーレパシフィック(代表取締役会長　徐慶培)は、AMOREPACIFICとMamondeブランドを世界最大の電子商取引プラットフォームの米国アマゾンでの公式販売をはじめた。アマゾン本社が直接キュレーションし、アマゾン内でもより公信力のあるプレミアムビューティストアに入店することになった。

アモーレパシフィックグループ戦略室のイ・チャンギュ常務は、「米国アマゾンの利用客にアモーレパシフィックの代表ブランドを紹介できることを嬉しく思う」「世界的にオンラインショッピングが急増しており、AMOREPACIFICとMamondeを通じてデジタル分野での堅調な成長を続けていきたい」と、述べた。

米国オンラインチャンネルでの事業拡大は、アモーレパシフィックが現地ユーザーのブランドエクスペリエンスを強化するための戦略の一環。アモーレパシフィックは、これまで約20年間、グローバルサプライチェーンとビックデータを活用し、米国ユーザーとの接点拡大に努めてきた。革新的なブランドの紹介を通じて、信頼性の高いK-Beautyポートフォリオも構築した。

自然原料ベースのプレミアムスキンケアを好み、スキンケアを一つの「セルフケア」として認識し始めた米国ユーザーの動向に注目、AMOREPACIFICとMamondeが選定された。

2003年に米ニューヨークに初進出したAMOREPACIFICは、緑茶や竹などのアジアボタニカル原料を使用した 「Vintage Single Extract Essence」を主力製品に、ミレニアル世代がメイン消費層として台頭する米国ラグジュアリースキンケア市場を攻略している。

2018年に米国進出したMamondeは、自然原料である花の生命力を盛り込んだ「Petal Spa Oil to Form Cleanser」「Red Energy Serum」製品などが好評だ。