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Sulwhasoo韓方(韓式漢方)科学研究センターが 国際学術シンポジウムを開催

Global 2020-08-05
  • 国内外の高麗人参研究プロフェッショナルがオンラインセミナーに参加し高麗人参の価値と効能、可能性について議論

アモーレパシフィック技術研究院のSulwhasoo韓方科学研究センターは、8月4日に高麗人参国際学術シンポジウムを行った。同センターによるシンポジウム開催は初めてで、「The Value of Ginseng in Asian Medicinal History & The Evolution of GinsenomicsTM for Anti-Skin Aging(アジア伝統医学における高麗人参の価値と肌アンチエイジングのためのジンセノミックスの進化)」というテーマで進行された。オンラインセミナー形式で行われた今回のシンポジウムには国内外の高麗人参研究専門家が参加し、高麗人参の価値と歴史、効能について発表した。また、高麗人参研究に関する最新の成果とこれからの可能性についても議論された。

慶熙大学韓医学部Dept. of Herbal Pharmacologyのキム・ホチョル教授は、「高麗人参の歴史と韓方医学的応用」を主題に、人類が高麗人参を薬用し始めてから約2千年間に蓄積された経験と知恵について発表した。上海中医薬大学中医薬学部の王海颖教授は、「中医学と美容」をテーマに、美容と健康について統合的で体系的な観点からアプローチしたアジア医学を紹介した。

Sulwhasoo韓方科学研究センター長のパク・ウォンソク博士は、「The Evolution of GinsenomicsTM for anti-skin aging」を主題に発表を行った。この発表では、アモーレパシフィックは1960年代からの高麗人参研究を通じて肌アンチエイジングに効果がある活性成分を発見したことや、これを化粧品へ適用するために続けてきた改善努力について学術的観点から言及した。また、同社が開発した活性ビューティーサポニンとその効果、ジンセノミックスの価値と可能性についても紹介した。成均館大学融合生命工学科のチョ・ジェヨル教授は、「Anti-inflammatory and anti-aging effects of compound K and its rich fraction BIOGF1K」をテーマに、高麗人参の効能成分であるcompound Kの効能と最新技術について発表した。

アモーレパシフィック技術研究院のパク・ヨンホ院長は、「Sulwhasoo韓方科学研究センターによって開催された今回のグローバルシンポジウムが、薬用植物である高麗人参の価値がさらに認められるきっかけになることを願う。アモーレパシフィック技術研究院は、世界のお客様に美と健康をお届けするために、長年の研究の末に開発されたジンセノミックスをはじめ、革新的な研究をこれからも行っていきたい」と述べた。

Sulwhasoo韓方科学研究センター(Sulwhasoo Heritage & Science Center)は、高麗人参をはじめ、アジアの著名な古書から見出した3,912種の薬用植物の組み合わせなど、希少性が高く貴重な韓方原料に関する研究を続けている。原料の純度と効能を最大限に引き出し、有効成分を肌に伝達するテクノロジー開発に向けて革新を重ねており、世界のお客様に更に進化したソリューションを提供している。