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アモーレパシフィックグループ、サスティナビリティレポート2019『より美しい世の中に向けて』を発刊

Global 2020-06-04

アモーレパシフィックグループは昨年度の持続可能経営活動と成果を盛り込んだサスティナビリティレポート2019『より美しい世の中に向けて』を発刊した。

2017年に宣言した持続可能経営ビジョン2020「より美しい世の中に向けて」という目標に、持続可能なライフスタイルの促進、経済的・社会的共同体との同伴成長、未来世代のための循環経済への貢献という3つの方向性を盛り込んだ。

特に2015年国連総会で採択された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals, SDGs)の2030アジェンダ」の目標12である「持続可能な生産消費形態を確保する」の達成や、女性と共に成長してきた企業らしく目標5である「ジェンダー平等」のための多様な活動に関する内容も含まれている。

アモーレパシフィックグループは、全てのステークホルダーが環境的、社会的価値について理解し、「持続可能なライフスタイル」へと転換できるよう、「Less Plastic」を推進することにした。不必要なプラスチックの消費を減らし、廃棄しやすくリサイクルしやすいプラスチックの使用を促していく。 2022年まで約700トンのプラスチック使用減量を目標とし、環境に対する責任も強化した。

環境や社会にやさしい新製品の発売、持続可能な店舗の実現、エコ紙入館証開発などの新たな試みにより、2019年基準159トンのプラスチックを削減した。

またアモーレパシフィックグループは、社員、ビジネスパートナー、地域社会の弱者と共に健康な成長を成し遂げるために様々な努力をしてきた。2017年から2020年までに女性20万人の健康とウェルビーイング(Well-being)、経済力向上、女性の暮らしを美しくすることを目標にする「20 by 20 コミットメント」活動は、2019年現在、累計441,458名、221%の成果を達成している。

身体障害者の経済的自立を支援するための活動も、多方面で行っている。アモーレパシフィック本社内に位置したマッサージセンター「Laon」のヘルスキーパー、障害者標準事業場である「WeDream」での製品包装作業、2019年新規スチーム洗車サービス「Caron」での業務、そしてInnisfreeの「Inninail」のネイルアーティストなどがある。

アモーレパシフィックグループは資源の効率的利用とエネルギーの節減、温室効果ガスの削減などを通じて気候変動の解決及び循環経済に貢献した。環境にやさしい新再生エネルギーを積極的に使用することで温室効果ガスの削減に取り組み、2019年新再生エネルギーの発電により9.4%温室効果ガス原単位削減、地球環境のための実践を続けている。

また、資源の再循環と廃棄物削減のために、2016年以降、緑茶の副産物から新有効成分を抽出するための研究を行い、これまで捨てられていた緑茶の副産物から「緑茶多糖類粉末」と「茶葉中食物繊維」を生産することに成功し、グリーン技術製品へと発展させた。緑茶抽出物の健康機能食品を製造する過程で発生する原料廃棄物は90%以上削減され、緑茶の副産物から抽出した機能性成分を盛り込んだ製品「VITAL BEAUTIE メタグリーン」がグリーン技術製品認証(GT-19-01505)を受けるなど、健康で美しい挑戦を続けてきた。

一方、アモーレパシフィックグループは、2009年に国内ビューティ業界では初めてとなるサスティナビリティレポートを発刊し、その後12年間、毎年報告書を発刊してきた。特に今回の報告書は、様々な年代のお客様により親しんで頂くため、ストーリーテリングを中心としたコンテンツで構成し、PCとスマートフォンから閲覧可能な「マイクロサイト」もオープンした。

[マイクロサイト]
- 韓国語: https://sr.apgroup.com
- 英語: https://sr.apgroup.com/en