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アモーレパシフィック、「緑茶乳酸菌が胃の損傷に効果的」と論文で発表

Global 2020-03-31
  • チェジュの有機栽培茶畑で発見された緑茶乳酸菌が胃炎及び胃潰瘍の緩和に効果的であると発表
  • であると発表 アルコール摂取、ストレス、塩分の摂り過ぎや辛い食事が多い現代の韓国人に効果があることが明らかに

アモーレパシフィックの技術研究院緑茶乳酸菌研究センター(Green Tea Probiotics Research Center)は、チェジュのオーガニック茶畑で発見された緑茶乳酸菌の胃損傷への改善効果について発表した。関連内容は、微生物研究分野で権威のあるSCI収録レベルの国際ジャーナル、‘Frontier in Microbiology’の3月号に掲載された。 (論文名: Amelioration of Alcohol Induced Gastric Ulcers Through the Administration of Lactobacillus plantarum APSulloc 331261 Isolated From Green Tea)

今年2月、アモーレパシフィックの技術研究院は、チェジュのオーガニック茶畑で発見した新しい乳酸菌に対する研究を強化し、微生物研究などのマイクロバイオーム の研究拡大のために緑茶乳酸菌研究センターを新設した。研究センターでは、2010年から行ってきた多様な研究を通じて、有機栽培のチェジュトルソンイ茶畑で独自発見した植物性緑茶乳酸菌(Lactobacillus plantarum APsulloc 331261)が、あらゆる面で既存の乳酸菌より優れているという内容を明らかにしてきた。

緑茶乳酸菌研究センターは、国際食品微生物・衛生学委員会(ICFMH)の会長であり、世界的な碩学でもある、ウィルヘルム・ホルツアップフェル教授(Prof. Dr. Wilhelm Heinrich Holzapfel)との共同研究を通じて、独占特許菌株である緑茶乳酸菌(GTB1TM) が胃潰瘍と胃炎を和らげることを発表した。アルコール性胃潰瘍の非臨床モデルでは、緑茶乳酸菌(GTB1TM)が胃の損傷を抑え、抗炎症効果を出すという優れた胃の炎症調節機能を持っているという事実も確認することができた。

これは、既存の胃潰瘍治療で使用してきた抗生物質が、腸内善玉菌の生態系において否定的な影響を与えるという問題を解決したとも言える。緑茶乳酸菌(GTB1TM)を摂取することによって、胃の損傷を抑えながら多様な腸内善玉菌を増加させ、胃と腸の健康に共に役立つという点でより意味があるという内容も論文で発表された。

アモーレパシフィック技術研究院のパク・ヨンホ院長は、「今回発表した緑茶乳酸菌の効能は、特に、アルコール摂取やストレス、塩分が多い辛いものを摂取することで起こる胃と腸の損傷を同時にケアできるという点で現代の韓国人に有効だろう」とし、「これからもアモーレパシフィックは、優秀な緑茶乳酸菌の効能について追加検証を行い、健康食品や化粧品など、あらゆる分野において革新的な製品を開発し、お客様にお届けできるよう最善の努力を傾けていく」と意思を表明した。

  1. 1 マイクロバイオーム : 人体内に棲む微生物及びその遺伝情報
  2. 2 GTB1TM : チェジュのドルソンイ茶畑のオーガニック緑茶から独自発見した植物性緑茶乳酸菌(ラクトバチルス・プランタルム・APソロック331261(Lactobacillus plantarum APsulloc 331261))の商標名