アモーレパシフィックが、アメリカ、ネバダ州のラスベガスにおいて開催された世界最大の消費者家電及び技術展示会である‘CES 2020(Consumer Electronics Show 2020)’にて、情報技術分野と融合させた韓国ビューティ業界の先端革新技術を披露した。

アモーレパシフィックは、CESテックウェスト(Tech West)ヴェネチアンボールルーム(Venetian Ballroom)の革新賞受賞製品のショーケースにて「3Dプリンティング・カスタマイズ・マスクパック」を展示した。ここでは、アモーレパシフィックの他に、3Dプリンティング、AI、スマートホーム、VR/AR、IoTなどの様々な分野において革新賞(Innovation Award)を受賞した今年の先端技術と装置が展示され、来場者を魅了させた。

また、アモーレパシフィックは、1月7日から10日(現地時間)まで、来場者が３Dプリンティング・カスタマイズ・マスクパックとLEDフレキシブルパッチ(仮称)を実際に体験できるよう、ヴェネチアン(Venetian)に製品体験スペースを設けた。そこで披露した「３Dプリンティング・カスタマイズ・マスクパック」は、人によって異なる顔のサイズや肌の特性に合わせた自分だけのハイドロゲルマスクパックを作ることができる技術である。マスクの図案をリアルタイムでデザインし、たった5分で完成した自分にピッタリのマスクパックを試すことができるサービスを体験した来場者は、『最先端技術を利用して、その場ですぐに出来上がった自分だけのマスクパックを体験できてよかった』と感想を述べた。5つの部位に6種の処方で、個人ごとにカスタマイズできるソリューションを構築した関連サービスは、今年の4月にIope(アイオペ)のフラッグシップストアで正式に披露される予定だ。

また、CES2020においてアモーレパシフィックが初披露した「LEDフレキシブルパッチ(仮称)」に対しても、『お肌の悩みをピンポイントで解決してくれるビューティーデバイス製品を実際に体験することができてよかった。軽くて、両手を自由自在に使える点も良いと思う』との意見があった。「LEDフレキシブルパッチ(仮称)」は、自由自在に曲がるパッチ型のLEDを肌に密着させて使用するビューティーデバイス製品だ。この製品は、超密着設計されたプログラミングLEDパッチで集中ケアが必要な表情部位のあとを消してくれるというコンセプトを持ち、曲がる材質の特性を活用しLED光源を肌と最大限に密着させることができる。これにより、お肌の奥から、弾力/トーンアップ/鎮静などの肌の悩みに合わせた集中ケアが可能だ。

アモーレパシフィック技術研究院基盤核心研究所のパク・ウォンソク所長は、会場で行われた懇談会にて、『アモーレパシフィックがCES2020で披露した情報技術分野と融合した韓国ビューティ業界の革新ソリューションを全世界のお客様へ届けることができるよう、これからも最善の努力を尽くしていく』と決意を述べた。

一方、今年開催されたCESには、161ヵ国から約4,500社の企業、約18万人が参加した。韓国企業からも約390社が参加し、様々な分野の多様な革新技術を展示した。