アモーレパシフィックグループがアメリカのコスメティックブランド「ミルクメイクアップ(Milk Makeup)」と戦略的パートナーシップを締結した。
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2015年にアメリカのニューヨークで誕生したミルクメイクアップは、動物実験を排除する「クルエルティフリー(Cruelty-Free」及び「100%ヴィーガン(Vegan)」など、独自の「クリーンビューティー」をコンセプトに急成長しているブランドである。アメリカとヨーロッパの主要国にて展開する「セフォラ(Sephora)」とイギリスの「カルトビューティー(Cult Beauty)」などで販売されている。
アモーレパシフィックグループは、今回のパートナーシップを通じて、ミレニアル世代とZ世代の消費者から短期間で全面的な支持を得たミルクメイクアップと共に、マーケティング、営業などの様々な分野において協力することを約束した。また、長期にわたったグローバル市場開拓の経験を基に、ミルクメイクアップのグローバルへの拡大を支援する計画だ。
アモーレパシフィックグループの代表理事、ペ・ドンヒョン社長は、「ミルクメイクアップは、革新的なフォーミュラとナチュラル成分でミレニアルビューティーマニアから愛されているブランドだ」とし、「アモーレパシフィックグループは、今回のパートナーシップをきっかけに、ミルクメイクアップの韓国市場進出及びグローバルでの成長を積極的に支援する予定だ」と述べた。
ミルクメイクアップは、「70年以上の長い歴史のなかで様々なグローバルブランドを育成してきたアモーレパシフィックグループとパートナーシップを結ぶことができて嬉しい。両社が持つコア・コンピタンスとノウハウを共有しながら共に成長することを期待している」と述べた。
一方、アモーレパシフィックグループは、今回のパートナーシップをより強化するため、昨年の11月、ミルクメイクアップに出資を行った。(投資コンサルタント:オ・ハナ(Ohana&Co))