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アモーレパシフィック、アリババグループと 「アモーレパシフィック X TMICイノベーションプラント」設立で合意

Global 2019-12-05
  • 5日、アモーレパシフィック龍山本社で開催された協約式において両社の協力関係を具体化させることに合意
  • これによって、来年初旬にLaneige(ラネージュ)と Mamonde(マモンド)が 中国消費者のニーズを反映させたティーモール専用製品を発売予定

アモーレパシフィックグループがアリババグループと「アモーレパシフィック X TMICイノベーションプラント(Amorepacific X TMIC Innovation Plant)」を設立することに合意した。これにより、2020年初旬、Laneige(ラネージュ)と Mamonde(マモンド)がティーモール専用製品を発売する予定だ。

12月5日、アモーレパシフィック、アン・セホン代表理事とアリババグループのLiu Bo、ティーモール・タオバオマーケティング総括はアモーレパシフィック龍山本社で行われた協約式にて、このような内容に合意した。

2019年9月、アモーレパシフィックグループは杭州にてアリババグループと業務協約(MOU)を結んだ。当時、ビックデーターに基づいた消費者研究と新製品の開発などに緊密に協力するために、杭州市のアリババ西溪园区近辺に協業事務所として「A2杭州キャンプ」を開くことに合意した。以降、両社はより具体的な協業プロセスを作り上げ、その第一弾として「アモーレパシフィック X TMICイノベーションプラント」を設立することに合意することになった。今後、両社は中国市場に特化した製品の開発、流通、コミュニケーションに渡る全般的な過程で緊密に協力していく予定だ。

アモーレパシフィックグループはティーモールイノベーションセンターを通じて、中国消費層をターゲットにした製品開発とマーケティング戦略に最適化されたデータの提供を受ける予定だ。来年初旬にはこれを基にLaneige(ラネージュ)と Mamonde(マモンド)が中国消費者のニーズを反映したティーモール専用製品を発売する予定だ。更に、 Sulwhasoo(雪花秀, ソルファス)、 Hera(ヘラ)など、様々なアモーレパシフィックのブランドがティーモールと共同開発した製品を発売する計画だ。

アモーレパシフィックのアン・セホン代表理事は、『アモーレパシフィックは、「ティーモールイノベーションセンター」と共に開発した革新商品を通じて、激変する中国デジタル市場に対応していく』とし、『トレンドをリードする製品及び中国の顧客へアピールするためのコンテンツ開発など、多角的な協力により、デジタル事業力を一段階ランクアップさせる計画だ』と述べた。

Liu Bo、ティーモール・タオバオマーケティング総括は、『ティーモールイノベーションセンターは中国市場に対する様々なデータと視点を提供し、アモーレパシフィックが中国のお客様に最も適した製品を提供できるようにサポートする』とし、『アリババグループとティーモールは、韓国企業の中国進出をサポートするために努力し続ける』と述べた。

一方、アモーレパシフィックグループは、2012年、Laneige(ラネージュ)を始めとし、Sulwhasoo(雪花秀, ソルファス)、 Innisfree(イニスフリー)、 Ryo(呂、リョ)など10のブランドをティーモールに出店、販売している。8月にはラグジュアリー自然主義ブランドPrimera(プリメラ)がティーモールにフラッグシップストアーをオープンし、中国市場に進出した。