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アモーレパシフィックグループ、フィリピン事業を本格的に拡大

Global 2018-12-17
  • グローバルプレミアムブランドのラネージュが「SMマカティ」デパートに単独店を出店
  • フィリピン法人設立後、イニスフリー、ラネージュを相次いで発売し、本格的にフィリピン市場を攻略

アモーレパシフィックグループがグローバルプレミアムブランドであるラネージュをフィリピン市場で発売し、本格的に事業を拡大させている。

アモーレパシフィックグループは12月13日、マニラのショッピングの中心地マカティエリアにある「SMマカティ(SM Makati)」デパートにラネージュ単独店をオープンした。また、ラザダ(Lazada)など、フィリピン内の主要ECサイトにもラネージュを出店し、フィリピン全域の顧客がラネージュに接することができるようになった。

フィリピンは約1億700万の人口を有する潜在成長力にあふれた国家だ。特に、ラネージュがターゲットにしているプレミアムビューティ市場が急成長している。さらに、K・ビューティーに対する関心も非常に高い。ラネージュは、アメリカとオーストラリアのセフォラでリップ部門1位を記録したグローバルヒット商品リップスリーピングマスクをはじめ、ウォータースリーピングマスク、ウォーターバンクラインを主力商品として展開する計画だ。

今回ラネージュブランドを立ち上げることでアモーレパシフィックグループは、フィリピンでの事業拡大を本格化すると共に、アセアン市場での成長も加速化していく計画だ。これに先立ちアモーレパシフィックグループは、8月にフィリピンのメトロマニラにアモーレパシフィック・フィリピン法人を設立し、11月にはマニラ最大のショッピングモール「SMモール・オブ・アジア(SM Mall of Asia)」にグローバル自然主義化粧品ブランドのイニスフリー1号店をオープンした。

アセアン地域はアモーレパシフィックグループのグローバルビジネスの主要戦略地域の一つで、これまでにもシンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシアを中心に活発にビジネスを展開してきた。アモーレパシフィックのアセアン地域を総括するナ・ジョンギュン法人長は、「アモーレパシフィックブランドに対するニーズが高かったフィリピン市場に、イニスフリーとラネージュを相次いで展開することになり、とても嬉しく思っている。アモーレパシフィックグループの差別化されたブランドと革新商品で、フィリピンのお客様にアジアン・ビューティーをお届けしたい」と、抱負を語った。