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アモーレパシフィックグループ、オセアニア市場へ事業拡大

Global 2018-10-18
  • ラグジュアリーブランド「アモーレパシフィック」、ビューティ流通チャンネルの「メッカ」を通じてオーストラリアとニュージランドに進出
  • オーストラリア法人設立後、ラネージュ、イニスフリー、アモーレパシフィックを次々と発売、オセアニア市場への進出を加速化

アモーレパシフィック・グループ(代表取締役会長:徐慶培)は、ラグジュアリーブランドの「アモーレパシフィック(Amorepacific)」をオーストラリアとニュージランドで同時に発売し、オセアニア地域での事業の拡大を本格化している。

社名と同じ名前のラグジュアリーブランド「アモーレパシフィック(Amorepacific)」は2018年10月3日オーストラリアとニュージランド全域に事業展開している「メッカ・コスメティカ(Mecca Cosmetica)」の44の実店舗と2つのオンラインモールに出店した。オーストラリアを代表するビューティ流通チャンネルの「メッカ(Mecca)」の中でもメッカ・コスメティカの顧客層は高級ブランド志向の消費者が多いことで知られている。

アモーレパシフィック(Amorepacific)は、済州(チェジュ)島のトルソンイ茶畑で直接栽培した新種のスキンケア専用緑茶「粧源3号」を原料として、アモーレパシフィックグループの技術力を集約したハイエンド商品を展開している。このような特徴からアモーレパシフィック(Amorepacific)は化粧品の原料に関心が高く、1人当りの化粧品消費額が多いオセアニア地域のラクジュアリー・ビューティ市場には最適であると評価されている。「タイムレスポンススキンリザーブ クリム」 及び 「ビンテージシングルエクストラクト エッセンス」などのブランドを代表する製品を中心にオーストラリアとニュージランドの顧客に紹介していく方針だ。

市場調査会社のユーロモニターは、今後オセアニアのビューティ市場でラグジュアリースキンケアの成長が急速に起こると予想している。また、紫外線が強い気候の影響で、健康な肌とナチュラルなメーキャップを好むオセアニアの消費者はラクジュアリースキンケア製品に特に関心が高いとされている。

アモーレパシフィックグループは数年前からこのようなオセアニアの化粧品市場及び消費者の好みを分析し、進出について検討を重ねてきた。そして、ついに今年の初め、オーストラリア法人を設立した。アモーレパシフィックグループは3月のラネージュのオーストラリア・セフォラ出店を皮切りに、6月にはイニスフリーを、10月にはアモーレパシフィック(Amorepacific)を、それぞれ発売し、足早にオセアニア・マーケットに進出している。

ラネージュの場合、「リップスリーピングマスク」がオーストラリアのセフォラのマスク部門で販売1位を記録するなど、すでに成功を収めている。ニュージランド・セフォラのオンラインモールにも出店したラネージュは来年にはニュージランド・セフォラの実店舗にも進出し、顧客との接点を拡大する計画だ。 今年6月、メルボルンに1号店をオープンしたイニスフリーは、オープン初日におよそ400人の来場客が殺到し、長蛇の列をつくるなど、高い人気を博している。イニスフリーは今年中にメルボルンに2つの店舗を追加でオープンする計画だ。

アモーレパシフィックのオーストラリア法人を総括するキャロライン・ダンロップ(Caroline Dunlop)は、「アモーレパシフィックグループのビューティ哲学と技術力が集約したブランドであるアモーレパシフィック(Amorepacific)をオーストラリアとニュージランドのお客様に紹介することができ大変嬉しく思っている」としながら、「世界のビューティ市場をリードするアモーレパシフィックグループの多様なブランドを通じて、オセアニアの人々にも『アジアン・ビューティー(Asian Beauty)』の価値が伝わることを期待する」と語った。