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ヘラ、シンガポール進出でグローバル市場の本格的な攻略へ

Global 2018-05-11
  • シンガポールの髙島屋デパートにヘラ1号店オープン

ヘラは5月10日、シンガポールの髙島屋(Takashimaya)デパートに単独の店舗をオープンし、シンガポール市場に参入した。2016年の中国進出に続き、今年はアセアン地域にまで市場拡大を図り、本格的にグローバル市場を攻略していく計画である。

2016年中国進出を通じてグローバル市場へ第一歩を踏み出したヘラは、シンガポールを東南アジア市場進出の拠点に据え、韓国のラグジュアリービューティを本格的に紹介していく計画だ。韓流の影響力が大きいシンガポールは、アセアン市場を攻略する上で重要な拠点と認識されている。また、シンガポールの都会的でトレンディ―な雰囲気は、ヘラが追求するブランドの方向性とも一致して注目に値する市場と言える。

特にヘラは、シンガポールの湿度や気温の高さから、女性たちがさらっとしたテクスチャーと、長時間キープできる製品を求めていることを踏まえ、市場を攻略する計画を立てている。簡単に化粧崩れのないキープ力と優れた密着力がありながらセミマットに仕上がる「ブラッククッション」、肌の表面はサラサラしても奥はしっとりした、まるでバラの花びらのようにケアできる「ロージーサティンクリーム」、滑らかなテクスチャーを長くキープできる高発色リップスティック「ルージュホリック・イクセプショナル」を主力商品にしてシンガポールの消費者を確保していく計画だ。

アモーレパシフィック・アセアン地域法人のナ・ジョンギュン法人長は「ヘラが東南アジア地域では初めてシンガポールに進出することになって嬉しく思っている、ヘラのトレンディーなブランドイメージが、シンガポール消費者の特徴とよくマッチすると期待しており、韓国の代表的なラグジュアリーブランドであるヘラに対する多くの関心とご愛顧をお願いする」と述べた。

一方、5月の髙島屋デパートのヘラの初ショップをオープンをスタートに、フラッグシップストアを開設するなどして、シンガポールおよびアセアン地域の消費者と出会う計画である。