プラスチック使用量を減らした製品
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プラスチック使用の削減に努めます。
プラスチック廃棄物の問題は、世界が解決すべき最も緊急で重大な課題です。アモーレパシフィックグループはプラスチックが環境に及ぼす影響に共に責任を感じ、プラスチック消費を削減する世界の動きに参加しています。
プラスチックによる環境汚染を改善する第一歩は、日常生活でのプラスチック使用を減らすことから始まります。アモーレパシフィックグループは製品が初めて作られ消費後廃棄されるすべての過程で顧客がプラスチック使用を減らすことができる「Less Plastic」を提案します。軽量化、除去、代替法でプラスチック包装材を削減し、2022年までに約700トンのプラスチック包装材使用量を減らしていきます。
化粧品の改善
マイクロプラスチックに代わる生分解性プラスチック
目に見えないほど微細なマイクロプラスチックは使用後、海により流れやすく、海洋生態系に大きな影響を及ぼします。アモーレパシフィックグループは2014年から全てのウォッシュオフタイプの化粧品でマイクロプラスチックの使用を全面排除しています。2018年にはその機能に代わる新しい素材であるサトウキビ由来の生分解高分子を導入した火山岩複合粉体を開発し、innisfreeの「Super Volcanic Pore Clay Mask 2X」製品に適用しました。
包装材の改善
製品容器でのプラスチック使用量削減
容器の構造に関する研究を継続し、製品容器に使用されるプラスチックの量を最小限に抑えるために努力しています。2021年には約412万個のmise en scèneの「Perfect Serum Original」容器に軽量化したプラスチックを使用し、Ryoの「Hair Strengthen & Volume Shampoo」容器のプラスチック重量を従来比19.2%減量しました。primeraは「Skin Relief UV Protector EX」容器にプラスチックを削減した紙チューブを使用し、従来比プラスチック使用量を約70%削減しました。
再生プラスチックの使用
再生プラスチックを使用することで枯渇資源である石油原料の使用を減らし、プラスチック廃棄物の量を減らすことができます。2018年、ETUDEは、「Double Lasting Cushion」などの新製品28品目で再生プラスチックを使用しました。再生プラスチック使用率を高めるために技術開発し改善した結果、2019年innisfreeは、PCR(Post-Consumer Recycled)100%PET容器を作るのに成功し、これを「Olive Real Body Lotion・Clenser」容器に適用しました。この他にもinnisfreeの「Forest For Men Hair Wax」、HANYULの「Anti Aging Line Chae-Um」2種など10個の新製品に再生プラスチックを適用しました。
植物由来プラスチックの使用
トウモロコシ、サトウキビなど植物資源由来のプラスチックを製品容器に適用し、資源枯渇に対応します。植物由来プラスチックは従来のプラスチックより二酸化炭素発生量が相対的に少なく、持続可能な素材として注目されています。2018年にはmise en scèneの「Super Botanical shampoo」など新製品計67品目にこれを適用しました。2019年にはHAPPY BATHのボディウォッシュラインなど計83品目に植物由来プラスチックが含有された容器を使用しました。
美しく生まれ変わる再生プラスチック
innisfreeは再生プラスチックを限定品に使い始め、2019年からは常時販売の製品にも再生プラスチックを導入しています。2020年にはファンデーション、クッション系、パレット系などメイクアップ製品の容器にも再生プラスチックの使用を拡大しました。また、ロングセラーの「No-Sebum Mineral Pact」製品容器のプラスチックを100%再生プラスチックABSに換えました。
顧客が参加する持続可能な製品の開発
Laneigeは顧客参加型製品開発プロセスである「みんなのマーケター」を通じ、一部の品目に再生プラスチックおよび再生紙など持続可能な要素を適用し、製品のエコ価値を高めました。顧客が直接開発に参加した製品であるLaneigeの「Phyto-Alexin Ampoule」容器には70%の再生プラスチックを使用し、製品ボックスには30%の再生紙を使用しました。
