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プラスチックリサイクルの促進

Facilitating plastic recycling

プラスチックはリサイクルの効率に応じて、廃棄物ではなく資源にもなります。アモーレパシフィックグループは、プラスチック包装材のリサイクル可能性を高めることで、プラスチック廃棄物削減に向けた新たな道を切り開いています。

Recyclable Plastic

金属ばねのないメタルゼロポンプの開発

ポンプに含まれる金属ばねにより、ポンプは複合材になってしまうのでリサイクルが困難になります。アモーレパシフィックグループは金属を使わず、プラスチックだけで構成されたポンプを開発し、HAPPY BATHの 「Grapefruit Essence Body Wash」製品に初めて適用しました。この製品のポンプには金属ばねを使用していないため、使用後別途の分離作業なしにそのまま分別排出が可能になり、ポンプまで手軽にリサイクルできます。

金属ばねのないメタルゼロポンプの開発

新製品デザイン原則の開発と適用により強化される持続可能性

primeraでは包装材から発生する廃棄物削減と容器リサイクルに先立つために、スキンケアラインの新製品デザイン原則であるProduct Identityを開発しました。
新しい原則では、製品の各部分で使用される素材を明確に提示します。一次包装材には透明ガラス容器とリサイクルプラスチックキャップを使用し、分別排出をする際ラベルシールが簡単に剥がせるれるイージーピールフィルムを採用しています。2次包装材である中箱には100%サトウキビの残余物で作って自然分解されるエコ紙Earth pactを使用しています。新しい原則は2020年10月にリニューアル発売した「Alpine Berry Watery Cream」から適用され、今後も拡大していく予定です。

新製品デザイン原則の開発と適用により強化される持続可能性

リサイクルの可能性を高めた容器

無色透明のプラスチック

色付きプラスチックや接着剤付きプラスチックは、リサイクルの可能性が低くなります。製品のリサイクル可能性を高めるために透明プラスチックを適用し、接着剤なしで固定可能な収縮フィルムラベルを適用します。収縮ラベルには、誰もが簡単に剥がせるよう切り取り線を表示しました。2018年、HAPPY BATHは「Creamy Milk Body Wash」に透明PET容器および収縮フィルムラベルを使用しました。2019年には、これをより多くの製品に拡大しました。 2019年からはRyoでも透明プラスチック容器を導入しました。

単一素材容器

プラスチックは素材により細かく分別して排出しないとリサイクルが容易ではないため、単一素材のプラスチックでない場合、リサイクルの可能性が低くなります。アモーレパシフィックは持続的な研究を通じて、2019年にilliyoon「Probiotivs Skin Barrier Essence Drop」容器に単一素材プラスチックを適用することに成功しました。

化粧品の残量を最小化

エアレス(Airless)ポンプ

高粘度の中身は従来のポンプ容器を使用する場合、きれいに使い切ることができません。アモーレパシフィックグループはこれを改善するためにエアレス(Airless)ポンプ方式を活用するなど、製品容器の構造を改善しました。これにより、使用後容器に残って捨てられる中身を削減することで、資源の無駄や環境汚染を防止しています。

Recyclable Plastic

illyoonは2017年から中身残量を5%未満にするエアレスポンプ方式の二重構造容器を「Ceramide Ato Lotion」に適用し、2018年には「Ultra Repair Lotion」他3つの新製品にこれを拡大しました。

ポンプ方向の改善

2019年にはinnisfreeの「Forest All -in-one Essence」を中身が出るポンプの入口と床に触れるポンプチューブの先端が常に同じ方向になるよう改善し、容器を傾けてポンプするだけで中身を最大限使い切れるようにしました。