高麗人参(ジンセン)
Ginseng
高麗時代から認められた貴重な原料、高麗人参に関する研究を50年以上続け、その技術力が認められています。
創業者の慧眼、開城人参

韓国で育った高麗人参は、高麗時代から国際的に有名になった貴重な植物であり、朝鮮半島の自然と韓民族の知恵を込めて長い伝統を受け継いできた歴史が深い原料です。特に開城(ケソン)は韓国の人参を代表する地域で、そこで幼年時代を過ごしたアモーレパシフィック創業者である粧源・徐成煥前会長の慧眼で人参が持つビューティー価値に注目し、アモーレパシフィックは1960年代に入ってから本格的に人参に関する研究を始めました。
アモーレパシフィックの人参研究は、それ以来50年をはるかに超えて今まで続いています。1966年、高麗人参を原料とした化粧品「ABC Ginseng Cream」を世に初めて披露して以来、1970年代からは高麗人参の主要活性成分であるサポニンに関する研究を本格的に始め、1985年には現在の「Sulwhasoo」の母体となっている「雪花」を誕生させました。その後も高麗人参に対する深い研究は続き、1990年代の高麗人参成分の皮膚効能に関する研究成果をもとに、2000年代には希少活性サポニンを効率的に獲得できる酵素活用法を見つける快挙を成し遂げました。
アモーレパシフィックは2008年チャン·ヨンシル賞、2009年には大韓民国技術大賞国務総理賞、大韓民国10大新技術選定の他にも多数の賞を受賞し、対外的に高麗人参研究に対するこだわりと技術力、情熱を認められました。
高麗人参に対する絶え間ない研究

2000年代、アモーレパシフィックの高麗人参研究は「バイオコンバージョン」技術でその完成度を高めました。これは酵素を利用して高麗人参に極微量存在する希少サポニンを高含量化できる技術で、アモーレパシフィックはこの技術を利用し肌の老化·美白に優れた効能を発揮する高麗人参の希少活性サポニンの驚くべき皮膚効能を盛り込んだ製品を開発することができました。

これにとどまらず、大衆的に活用されていた高麗人参の根の他にも花、種子、葉、茎など高麗人参の多様な部位別成分と効能研究、ジンセニスフィア( Ginsenisphere )など皮膚伝達体を開発する研究、バイオコンバージョン技術を活用した希少サポニンの大量製造および効能研究、高麗人参栽培環境および栽培法に関する研究など、アモーレパシフィックは高麗人参に対する研究領域を絶えず広げてきました。アモーレパシフィックはこの技術を「ジンセノミクス」と命名し、より多様な高機能、高効能の化粧品を誕生させることができました。
また、水耕栽培、スマートファームを利用した人参栽培技術、高麗人参の核心成分を年中均一に生産しながら高濃縮できるエックスプランテーション技術、高麗人参の特異点を発掘するためのメタボロミクス研究まで。アモーレパシフィックは、より多くの高麗人参の優秀成分と強い生命力、そして優れた効能を世界中のお客様にお伝えするために、今日も引き続き努力しています。
高麗人参の生命力をそのまま盛り込んだブランドの誕生

アモーレパシフィックの高麗人参研究は、今日世界で韓国を代表する韓方化粧品として位置づけられた「Sulwhasoo」の誕生につながりました。Sulwhasoo製品には根から花まで高麗人参のすべての生命力が込められていると言っても過言ではありません。高麗人参の種から抽出したオイルを入れ肌の防御力を強化する「Concentrated Ginseng Resewing Facial Oil」、特化栽培法である水耕栽培研究によって得た高麗人参の葉と茎から抽出したサポニン成分を盛り込んだ「Concentrated Ginseng Renewing Serum」、そして花の核心成分を高濃縮した「Concentrated Ginseng Renewing Cream」などが代表的な高麗人参部位研究の成果といえます。その他にも、ヘアブランド「Ryo」でも高麗人参の優れた成分を毛根に伝達して脱毛症状のケアに役立つ「滋養潤毛ライン」をローンチしました。また、高麗人参の発酵技術を適用した「生発酵人参シャンプー」などが多く愛されています。
アモーレパシフィックは高麗人参に対する多様な技術を持続的に研究·発展させ、その技術力をさらに強化する予定です。また、希少活性サポニンの肌効果以外に、他の人参成分との最適な組み合わせでより強力なシナジー効果を実現できるジンセノサイド研究、高麗人参の効能成分を安定的かつ効果的に肌に伝達できる新規伝達体研究などを行っており、より多くの人参の優秀成分と強い生命力を様々な製品に込めてその効能をお客様に伝えるために絶えず努力しています。