肌の保湿/バリア機能に重要な役割を果たすセラミド

肌の最表面は外部の有害物質から人体を保護し、水分蒸発を防ぐ保護膜の役割をしています。特に、セラミドはラメラ層状構造という独特の構造を形成し、このような保護膜の役割に重要な機能を果たすと知られています。しかし、年を取るにつれ、または乾燥肌ではセラミドの量が減少し、その機能を十分に果たすことができません。

分子モデリング技術によるセラミドの汎用化

セラミドが重要な機能を担っているにもかかわらず、高い価格と化粧品テクスチャーの面で商用性が低いため、化粧品に一般的に使用することが困難でした。そこでCAMD(Computer-Aided Molecular Design)技術を融合させ、従来のセラミドと同じ機能を担当しながらも、価格が安く化粧品の適用も容易な類似セラミドを韓国で初めて商用化し、セラミドの効能を化粧品内でうまく具現できるようになりました。

PC-104の肌保湿/バリア機能強化効果

類似セラミドPC-104及びこれを含有する製品は、皮膚バリア機能を強化し皮膚内の水分量を増加させ、乾燥肌改善に効果的であることがIn vitro実験、臨床試験を通じて確認されました。そしてこれを基に論文掲載、特許出願、外部技術賞受賞などが行われました。

持続的な進歩のための努力

PC-104で始まったセラミド研究は抗酸化効能を持つ類似セラミドトコミドの開発、皮膚層板小体の構造を模写し効果をさらに高めたDermaOn開発、天然オイル由来のセラミド開発などにつながっています。